新年のスタート、気持ちはリフレッシュしたものの、鏡に映る自分を見てため息をついていませんか?
- 「年末年始のゆるんだ生活で、体重が元に戻らない」
- 「お腹周りがなんだかもったり…」
- 「肌の調子まで悪いかも…」
これぞ30~40代の女性の多くが直面する、まさに正月太りの罠。
しかし、心配ご無用。正月太りによって増えた体重の多くは、「脂肪」ではなく「むくみと老廃物」です。
忙しい毎日で頑張った自分を責めないでくださいね!
今回は、無理な我慢なし&運動嫌いでも続けられる、リセット術1週間プランをご紹介します!
正月太りは美容の大敵!30・40代女性が「太る・戻りにくい」3つの理由

正月太りをただの「食べ過ぎ・運動不足」で片付けられるなら簡単です。
しかし、30・40代になると、女性特有の体の変化が加わり、さらに太りやすく、戻りにくくなる傾向があります。
【理由①】代謝の曲がり角と筋肉量の低下
女性の基礎代謝は年齢を重ねるにつれ、緩やかに下降していきます。
しかも、30・40代になると仕事や家庭が忙しく、運動不足になりがち。筋肉量の減少にも拍車がかかり、基礎代謝は低下しやすい状態です。
特に正月休みで長時間座っていると、お尻や太ももといった大きな筋肉が使われず、消費カロリーも低下。増えた体重がなかなか元に戻らないのです。
30代以降のダイエットは、「いかに筋肉を落とさず、代謝を維持するか」が命題。食事制限だけで体重を戻そうとするのはNGです。
【理由②】ホルモンバランスの乱れと食欲増加
年末年始の夜更かしや不規則な生活は、食欲をコントロールするホルモンに直接影響します。
- グレリン(空腹ホルモン)が増加し、短時間でお腹が空きやすくなる。
- レプチン(食欲抑制ホルモン)が減少し、食欲が抑えられなくなる。
このホルモンのアンバランスが、休み明けの「ダラダラ食い」や「お菓子への欲求」となって現れるのです。
さらに、ストレスや睡眠不足は女性ホルモンの分泌にも影響し、体調を崩しやすくなります。特に、家事の増加や義実家への帰省にストレスを感じている方は要注意です。
【理由③】体の「冷え」とむくみの悪循環
おせち料理や外食は、日持ちや風味のために塩分・糖分・脂質が多め。
過剰な塩分や糖分は体内に水分を溜め込み、「むくみ」を引き起こします。
このむくみこそが血行不良を招き、体の冷えを悪化させる要因です。しかも、冷えは脂肪燃焼に必要な酵素(リパーゼ)の働きを鈍らせるため、「太る→冷える→さらに太る」という負のループに陥りがちです!
痩せるだけじゃない!美容と健康も取り戻す3つの「1週間リセット術」

正月太りのリセットは、単に体重を戻すことに留まらず、「むくみ・冷え・肌荒れ」という美容の大敵を取り除くチャンスでもあります。
この1週間で、体の内側をキレイに変えていきましょう!
①まずは巡りを改善!冷え・むくみを撃退する温活
まずは体内に溜まった余分な水分と老廃物の排出を促しましょう。
これが1週間リセット術の成功のカギです!
| 行動 | キーポイント |
| デトックス食材を意識 | むくみ解消に役立つカリウム豊富な食材(バナナ、海藻、きのこなど)を取り入れ、余分な塩分を排出すること。 しょうがやシナモンなどのスパイスで冷えも撃退! |
| 起床後の白湯 | 起床後すぐに、人肌より少し熱い温度(50℃前後)の白湯をゆっくり飲む。 内臓を温め、腸の働きを活性化させ、お通じを改善しよう。 |
| 入浴で温活 | 38℃~40℃のぬるめのお湯に15~20分程度じっくり浸かる。 副交感神経が刺激され、睡眠の質向上にも◎ |
②家族の食事作りにも役立つ「太らない献立アレンジ」の極意
家族の食事と自分の食事を別に作る必要はありません。
いつもの献立に「足し算」と「順番」の工夫をするだけです。
家庭のある女性は、ご自身の食生活より、家族の献立を優先しがちです。だからこそ、「全員が健康になる」献立アレンジを心がけましょう!
| 食事の工夫 | ポイント |
| 「彩り」と「発酵」を意識 | いつもの食事に、腸内環境を整える発酵食品(味噌、納豆、漬物など)と、緑黄色野菜を意識的にプラスすること。 |
| 汁物ファースト | 具材をたっぷり入れたきのこや海藻の味噌汁・スープを必ず最初に飲みましょう。満腹感が得られ、血糖値の急上昇を抑える(GI値を下げる)戦略です。 |
| おやつは賢く代替 | どうしても甘いものが欲しければ、米麹の甘酒がおすすめ。飲む点滴といわれ、代謝アップや腸内環境改善をサポートしてくれます。ノンアルコールでお子さまと飲めるのも◎。 |
③体型と体調を整える簡単おうちストレッチ3選
正月太りのリセットに、激しい運動は不要です。
「姿勢を整え、滞りをなくす」ためのストレッチを、スキマ時間に行いましょう!
※痛みのない範囲で行っていきましょう。
優しいコアトレ!くびれストレッチ
膝を倒して骨盤周りを刺激するストレッチで、くびれ作りやぽっこりお腹の解消に効果的です!
≪やり方≫
- 仰向けに寝て、両膝を立てます。両腕は肩の高さで真横に広げ、手のひらを下につけます。
- 息を吐きながら、膝をつけたままゆっくりと左右どちらか片方へ倒します。肩が床から離れないよう注意。
- 倒しきったら、息を吸いながら中央に戻します。反対側も同様に行いましょう。
- 左右10回ずつを目安に行います。
≪ポイント≫
倒した側の腹筋の伸びを感じること。膝を床につけようとせず、床につかないギリギリで止めて、お腹のインナーマッスルを使っている時間を長くしましょう。
ながら運動にぴったり!かかと上げ運動(カーフレイズ)
テレビを観ながらや歯磨き中、ドライヤー中、キッチンでの立ち仕事中など、ながら運動に適したトレーニングです。第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎを鍛えて、冷えやむくみを撃退していきましょう!
- 両足を肩幅程度に開いて立ち、背筋をまっすぐ伸ばします。
- ゆっくりとかかとを上げ、つま先立ちになります(最高点で1秒キープ)
- ゆっくりとかかとを下ろします。
- この動きを30回繰り返しましょう。
≪ポイント≫
勢いをつけず、筋肉が収縮しているのを感じながら行うこと。
足首がグラグラしないよう、体幹を使ってまっすぐ上げ下げしましょう。
座っている時間が長い方はお尻ストレッチでほぐす!
運動不足になりがちなお正月。座っている時間が長いと、お尻が凝り固まって冷え・むくみだけでなく、腰痛や坐骨神経痛の原因にも。お尻ストレッチで柔らかくほぐしましょう!
≪やり方≫
- 椅子に浅く座り、背筋を伸ばします。
- 右足首を左の太ももの上に乗せ、数字の「4」を作るように脚を組みます。
- 右手で右膝を軽く下に押し、背筋を伸ばしたまま上半身をゆっくりと前に倒し、30秒キープしましょう。
- 反対側も同様に行います。
≪ポイント≫
「伸びているお尻の奥」に意識を集中させること。背中を丸めると腰が伸びてしまい、お尻に効きません。胸を張ったままお辞儀をするイメージで行うと効果的です。
まとめ

正月太りの多くはむくみと老廃物が原因で、脂肪がつくわけではありません。
とはいえ、身体の変化やケアについて考えるきっかけになるでしょう。
自分の体と心に丁寧に向き合い、「どうすれば自分がベストコンディションでいられるか」を見つめ直してみてはいかがでしょう?
ご紹介した1週間リセット術は、毎日続けてもOK!
来る薄着の季節に向けて、溜め込まない習慣づくりを意識していきましょう♪
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