ダイエット中の「チートデイ」をご存知ですか?
チートデイとは、計画的にダイエットのルールを緩める日を指し、正しく取り入れることでダイエットの成功をサポートします。
今回は、チートデイの基本的な概念から、そのメリット、そして効果的な取り入れ方まで、「整体×パーソナルトレーニング」のASFiT(アスフィット)がご紹介します。
ダイエット中のストレスが辛い方、効率的に理想の体を手に入れたい方は、ぜひご覧ください。
チートデイとは何か?
チートデイは、ダイエット中に定められる「特別な日」で、自分の好きなものを自由に食べることができる日です。
ダイエットを続けていると、体重や脂肪の減少が一時的に止まる「ダイエット停滞期」が訪れることがあります。
この停滞期の原因は様々ですが、体重が減少すると脳が飢餓状態だと判断し、停滞が生じると考えられています。
チートデイを設けることで身体は飢餓状態から抜け出したと認識するため、停滞期を抜けることができます。
チートデイのメリットとは?
チートデイを取り入れることにより、体だけでなく、精神的な効果も期待できます。
2つのメリットを紹介しましょう。
メンタルのリフレッシュ
長期間ダイエットを続けていると、精神的な疲れによってモチベーションが低下してきます。
そんな時、チートデイを取り入れることで、一時的にでも食事制限から解放され、喜びを感じることでメンタルをリフレッシュし、モチベーションを再び高めることができるでしょう。
基礎代謝低下を予防する
長期間の食事制限に体が慣れてしまうと、その状態でも活動できるよう基礎代謝を低下させてしまうようにできています。
そこで、チートデイによって一時的にカロリー摂取量を増やすことで脳を騙し、基礎代謝の低下を防ぐのです。
ダイエット成功のためのチートデイの上手な取り入れ方
ダイエットにおいて、チートデイを効果的に取り入れるための3つのポイントがあります。
スケジュールの設定
チートデイの実施にはスケジュールの設定が肝心です。
週に1回、2週間に1回など、自身に適した頻度で計画しましょう。
スケジュールを守ることで、モチベーションを保ちながら食事制限への適応がしやすくなります。
また、停滞期に入ったタイミングでその都度実施する方法もあります。
体重が落ちなくなってきたり、体温が0.2〜0.3度程低下してきたりしたタイミングでチーとデイを取り入れる方法です。
いずれにせよ、自分に合った方法をとるようにしてください。
食べるものを決めておく
チーとデイをきっかけに、食欲に歯止めが利かなくなることもあるため、事前に食べるものを決めておくといいでしょう。
たとえば、糖質・脂質の摂取量の上限設定をしたり、食べるジャンクフードの種類を決めておいたりすることで、あらかじめ食べ過ぎへの予防策を講じておくのです。
継続的な評価と調整
ダイエット中は自身の体の変化を観察し、体重や体脂肪率などからダイエットの進捗状況をチェックしましょう。
体重の変化の仕方や体温の低下など、体のサインに敏感になることで自分に合ったチートデイの取り入れ方を見つけられます。
まとめ
チートデイはダイエットのモチベーションを高め、制限から解放される特別な日で、停滞期の予防やストレス解消に役立ちます。
ただし、適度な取り入れ方が肝心で、チートデイだからといって暴飲暴食をしていいわけではありません。
チートデイを上手に活用しつつ、ダイエットの成功を目指しましょう。
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