「ピラティスがメンタルに良いって本当?」
「具体的には、どんな変化があるの?」
「ピラティスの何が自律神経に良いの?」
ピラティスに興味がある方は、こんな疑問を抱いているかもしれませんね。
確かに、ピラティスは体だけでなく、メンタルにも良い効果を発揮します。
なぜなら、呼吸法やゆっくりした動作、そして、自分の内側に意識を向けて集中し続けることで、幸せホルモンの分泌を促せる上、マインドフルネス効果を得られるからです。
今回は、ピラティスのメンタルヘルス向上効果について、「整体×パーソナルトレーニング」のASFiT(アスフィット)がご紹介します。
不安定なメンタルに悩んでいる方、自律神経の乱れにお悩みの方はぜひご覧ください。
ピラティスのメンタルヘルス向上効果
ピラティスは体だけでなく、メンタル面にも良い影響を与えます。
ピラティスがもたらす、5つの大きなメンタルヘルス向上効果を説明しましょう。
自律神経が整うことでメンタルが安定する
ピラティスで行う胸式呼吸によって交感神経に働きかけることで、自律神経の働きをスムーズに切り替えられます。
交感神経が活発になることで、心身がスッキリし、活力が湧いてくるので、前向きな気持ちになれるでしょう。
また、自分の体と向き合い、呼吸に意識を集中し続けて行うピラティスには瞑想効果があり、雑念を忘れさせてくれます。
瞑想には、自律神経を整える効果があるとされており、ピラティスを習慣付けることで日々のストレス解消やメンタルの安定に役立つでしょう。
幸せホルモンが分泌されて気分が穏やかになる
ピラティスの深い呼吸とゆっくりした動作を行うことで、幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンの分泌が促され、心身がリラックスして気分が安定します。
セロトニンには自律神経を調節する効果もあるため、不足すると感情のコントロールが難しくなり、食欲の増加や不安やイライラの原因にもなります。
ピラティスによってセロトニンの分泌が増えれば、1日の過ごし方が変わってくるでしょう。
特に、朝に行うのがおすすめです。
集中力・記憶力がアップする
ピラティスは、自分の身体の微細な動きに意識を向けて集中し続けるエクササイズ。いわゆるマインドフルネスの状態になっています。
仕事や勉強など、日常生活においてマインドフルネスが応用できるようになると、集中力が持続しやすくなったり、記憶力が高まったりする効果が期待できます。
マインドフルネスとは?
今この瞬間に起こっていることに、評価や判断をせず、ありのままに気づく心の状態を指します。
具体的には、以下のような状態をいいます。
- 呼吸や体の感覚、周囲の音など、五感を通して得られる情報に意識を向ける
- 過去や未来にとらわれず、今この瞬間に集中する
- 思考や感情が湧いてきたとしても、その流れに身を委ね、客観的に観察できる
快眠効果でメンタルヘルスが整う
ピラティスによってセロトニンの分泌が促されることは前述しましたが、セロトニンは睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンの原料でもあります。
夜になると昼間に作られたセロトニンを材料にしてメラトニンを作り始めます。
ピラティスを昼間に行い、セロトニンの分泌を促しておくことで、夜はぐっすり眠れるようになる効果がありますよ。
また、ピラティスのストレス解消・リラックス効果により、不安から解放されることで、寝つきの悪さや中途覚醒といった睡眠の悩みが改善されるでしょう。
メンタルを安定させるためには、良質な睡眠をとることが欠かせないので、『ストレス⇔不眠』の悪循環を断ち切りましょう。
自信・自己肯定感が向上して内面が変化する
ピラティスを続けることで、自分の見た目が変わってきます。
姿勢が改善されたり、体幹が鍛えられたりするなどの美容効果により、自分に自信が持てるようになります。
ピラティスの美容効果
- 美肌効果
ピラティスは、血行を促進し、リンパの流れを良くすることで、美肌効果も期待できます。 - ダイエット効果
ピラティスは、基礎代謝を高め、脂肪燃焼を促進することで、ダイエット効果も期待できます。 - アンチエイジング効果
ピラティスは、体幹を鍛え、姿勢を改善することで、若々しい体づくりにも役立ちます。
見た目に変化が現れると、外見に合わせて内面も変化してきます。
自分を変えたい、新しいことにチャレンジしたい時にピラティスに取り組むことは、非常に効果的といえるでしょう。
また、目標を達成していく達成感も味わえるので、自己肯定感の向上にもつながりますよ。
メンタル向上効果はどんな悩みがある人におすすめ?
このような悩みを抱えている方は、ピラティスによるメンタル向上を試してみることをおすすめします。
- ストレスを感じやすい方
- 不安やイライラを感じやすい方
- 自律神経の乱れが気になる方
- 自分に自信がない方
- 睡眠の悩みを改善したい方
- 更年期障害の症状を緩和したい方
なお、創始者であるジョセフ・ピラティス氏は、
「10回やれば気分が良くなり、20回やれば身体が変わり、30回やればすべてが変わる」
という言葉を残しています。
ピラティスは継続することで効果を発揮するので、まずは週1回、3ヶ月間の継続を目指すといいでしょう。
まとめ
ピラティスは、心と体を同時に鍛えられるエクササイズです。
ピラティスを続けることで、
- 自分に自信が持てるようになった
- 人間関係が良くなった
- 仕事がうまくいくようになった
などといった、良い変化を経験する方もたくさんいます。
人生を変えてみたいと思った方は、ぜひ、ピラティスを生活に取り入れてみてくださいね。
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