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【ダイエットの天敵】
塩分を控えてカロリーオーバーや浮腫みを防ごう!
日本人は、醤油や味噌などの調味料を多く使うため、塩分過多になっている場合が多いといわれています。
塩分の摂り過ぎは、高血圧のリスクを高め、動脈硬化などの生活習慣病へとつながる可能性があります。
そして、ダイエットにおいても塩分の摂りすぎは天敵です。
ダイエット中はお菓子などの糖分に意識が行きがちですが、実は塩分の摂りすぎによってダイエットが失敗してしまうこともあるのです。
この記事では、ダイエットを成功させるために、意外とあなどれない「塩分過多」について解説していきます。
塩分の摂り過ぎによって太る原因は主に3つです。
人によっては塩分を控えただけで浮腫みが改善される場合もあり、それくらいダイエットと塩分には深い繋がりがあります。
しかし、むやみに塩分を控えればいいわけではありません。
塩分も身体にとって必要なものなので、減らしすぎはNGです。
まずは「塩分の摂りすぎによってなぜ太ってしまうのか?」を理解したうえで、減塩にトライしましょう。
塩分の摂りすぎは、食欲増加を引き起こします。
なぜなら、塩気や味の濃い料理を毎日食べていると、味覚が麻痺してしまい、たくさん食べないと満足できなくなるからです。
塩分はミネラルであり、身体にとって不可欠な栄養素です。
ミネラルがゼロになると身体はうまく機能できなくなるので、私たちの脳は塩分の多い食べ物を「おいしい」と感じやすい状態にセットされています。
そのため、塩気の強い料理や味が濃い料理を食べると「おいしい」と感じ、ますます食べたくなるのです。
これによって、食べる量が徐々に増えていき、気付いたらカロリーオーバーになっていた...などということもありえます。
味覚をととのえるためにも、普段の料理ではなるべく素材の味を楽しめるような工夫をし、味付けも塩や醤油などを入れすぎないようにしましょう。
塩分を摂りすぎると、水分をため込んでしまい浮腫みに繋がります。
身体が浮腫みやすくなると、老廃物の処理がなかなか追い付かなくなり、どんどん身体に老廃物が溜まっていきます。
老廃物は脂肪細胞のなかに取り込まれて身体のなかで保管されるのですが、身体に余分なものが増えて脂肪細胞が大きくなっていくと最終的にセルライトになります。
セルライトは一度できるとなくすのに時間も手間もかかるうえ、塩分過多な食生活をつづけていくと脂肪もセルライトもつぎつぎと増えてしまうのです。
浮腫みやセルライトを減らすためにも、塩分は控えるようにしましょう。
塩分を摂りすぎると、交感神経が優位になります。
そもそも体内で増えすぎた塩分は血液を通じて、腎臓で処理されています。
腎臓はこの処理のときに塩分濃度の高い血液を、通常の血液に変えるために血圧を高くさせます。
そのため、しょっちゅう塩分の多い食事ばかり食べている人は、つねに腎臓に負荷をかけ、血圧が高い状態になっているのです。
血圧が高くなると、人の身体は交感神経が優位になります。
人間の身体には、朝起きて活動するために交感神経と呼ばれる目覚めのスイッチ機能があり、交感神経が優位になると、興奮・緊張・目がさえた状態になります。
そして交感神経が優位になると、胃や腸などの消化器系の働きが悪くなり、食べたものを消化吸収しにくくなります。これによって、身体に脂肪が溜まりやすくなってしまうのです。
そのほかにも、常に交換神経が優位な状態で生活をつづけるとイライラしやすくなり、眠りも浅く、疲れも溜まります。
その結果、暴飲暴食をしてしまう可能性が高くなります。
塩分過多は、内臓や神経に悪影響をもたらすだけでなく、太りやすい身体にも繋がるので、塩分には十分に注意して食事を楽しみましょう。
ここからは、「具体的にどのように塩分を控えたらいいのか?」について解説していきます。
まず、WHO世界保健機関がすすめている一日あたりの塩分摂取量は5グラム未満です。
日本国内で推奨されている塩分量はこれよりも多めではありますが、もし今現在、塩分を減らすことで持病など自分の身体に影響がないのであれば、5グラムを目指すのがいいでしょう。
もちろん、減らしすぎはキケンですので、自分の体調や医師・専門家などに相談しながら減塩をおこなってください。そのうえで、日常生活で塩分を摂りすぎている場合は、余分な塩分を徹底的に減らしましょう。
ポイントは、「惰性で食べている・加えている塩分をカットする」ことです。
たとえば、塩分の多い食べ物として、ラーメンやうどんなどのスープ、カレー、スパゲッティー、中華料理、などが挙げられます。
まず、これらの料理を「何となく食べたいから」という理由だけで選ぶのをやめましょう。
「どうしても今これを心から食べたい」と思わなければ、より塩分の少ない料理に変えるのです。
料理のメニューを変えるだけで、圧倒的に一日の塩分量を減らせます。
もし味の濃い料理を食べたいときは、量や食べ方に気を付けるようにしましょう。
たとえばラーメンやうどんは、とくに塩分が多い料理です。
そのため、スープは飲まずに残したり、なるべく和風だしを使っているようなラーメン屋を選んだりなど、色々と工夫しましょう。
そして、塩分の少ないおすすめの料理は、だしをたっぷり効かせた鍋や湯豆腐、卵粥などの和食です。
和食はだしを使った料理が多く、昆布などのだしをしっかりと取れば、味付けが薄くてもおいしくできあがります。
基本的に外食やレトルトのものは塩分が多いものがほとんどなので、できればなるべく自炊をしましょう。
ダイエット中は食べる量を減らす、運動をする、お菓子を食べないようにする...といったことに意識がいきやすいので、塩分量に気をつかっていない場合がほとんどです。
塩分は身体にとって大切な栄養素である一方で、摂りすぎると太りやすい身体をつくってしまいます。
毎日少しずつ意識するだけで身体がだいぶスッキリしていくので、さっそく今日から塩分を控えた食生活に切り替えましょう!