ダイエット成功のカギは睡眠!寝不足だと痩せない理由を解説

ブログ

「睡眠ダイエットって寝るだけで痩せる方法のこと?」
「しっかり寝ることがどうしてダイエットになるの?」
「睡眠時間はどのくらい確保すればいい?」
「良質な睡眠をとるにはどうすればいいの?」

こんな風に、睡眠ダイエットにまつわる疑問にお答えします。

ダイエットには睡眠が大事だと聞いたことがある方も多いと思いますが、これは、ホルモンバランスを整えて痩せやすいカラダづくりをするために必要だからです。

これが『睡眠ダイエット』の目的であり、ただ寝るだけで痩せるダイエット方法のことではありません。

睡眠不足が肥満リスクを高める理由や、良質な睡眠をとって痩せるためのポイントなど、睡眠とダイエットの関係をわかりやすく見ていきましょう。

今回は、ダイエットと睡眠の関係性について、「整体×パーソナルトレーニング」のASFiT(アスフィット)がご紹介します。

頑張っているのになかなか痩せないとお悩みの方、自己流でダイエットに取り組んでいる方はぜひご覧ください。

睡眠ダイエットの目的は痩せやすい体質づくり

睡眠ダイエットとは、「ひたすら寝るだけで痩せる」ことを指しているのではありません。

よく寝ることで体内のホルモンバランスを整え、痩せ体質をつくり、ダイエット効果を高めることが目的です。

したがって、寝るだけでなく、食事内容の改善や運動もバランスよく行うことが大切です。

一日中寝ていれば食べなくて済むと思う方もいるかもしれませんが、『食べない・動かない・寝ているだけ』の状態は病的であり、ダイエットとは言いません。

これで体重が減少するのは、筋肉が痩せていることが原因です。
筋肉量の低下は代謝を下げて太りやすい身体をつくる上、ボディラインもたるんでしまいます。

健康に良くない方法は、ダイエットにも人生にも逆効果なのでやめましょう。

睡眠不足は肥満の原因!ダイエットと睡眠の関係性

睡眠不足が肥満の原因となるのは、ホルモンバランスの乱れにあります。
睡眠不足が太りやすい体をつくってしまう理由と、睡眠とダイエットの深い関係性について説明しましょう。

睡眠不足は太りやすい体をつくる

睡眠不足になると、食欲を抑制するホルモン「レプチン」の分泌量が減り、逆に食欲を増進させるホルモン「グレリン」の分泌量が増加します。

また、コルチゾールが増えて代謝が落ち、脂肪をため込みやすくなって太りやすい体になります。

一方で、良質な睡眠をとることは、コルチゾールの分泌を抑制し、脂肪を分解して筋肉を発達させる「成長ホルモン」の分泌が促されるため、ダイエットに有利な状態になります。

睡眠不足の場合よく眠れた場合
レプチン減少・グレリン増加⇒食欲増加
成長ホルモン分泌低下⇒代謝の低下
コルチゾール促進⇒脂肪の蓄積を促進
レプチン増加・グレリン減少⇒食欲の安定
成長ホルモン分泌促進⇒脂肪燃焼・筋肉の発達
コルチゾール抑制⇒代謝向上

ダイエットと睡眠の質改善はセットで考えられるほど関係深い

睡眠不足は肥満リスクを高める一因ですが、肥満になると睡眠時無呼吸症候群を発症する可能性があり、さらに睡眠の質が低下する悪循環に陥ります。

したがって、すでに肥満の方は、食事内容の改善や運動の習慣化を行い、ダイエット&睡眠の質改善に取り組むことが重要です。

  • 痩せたいなら睡眠の質を高める
  • よく眠るために肥満を解消する(体脂肪を落とす)

このように、ダイエットと睡眠は、一見関係ないようでいて、密接に関わっているのです。

参考1:知っているようで知らない睡眠のこと|e-健康づくりネット
参考2:健康づくりのための睡眠ガイド 2023|厚生労働省

良質な睡眠をとるポイント

ダイエット中に良質な睡眠をとるためには、生活習慣の改善が肝要です。
6つのポイントについて解説していきましょう。

規則正しい睡眠習慣をつける

毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる習慣をつけて睡眠・覚醒リズムを崩さないよう心掛けましょう。
休日でも、平日との起床時間を2時間以内に収めることが大切です。

朝日を浴びる時間が遅くなるほど、体内時計も後ろにずれて寝付けなくなってしまうからです。

生活リズムを整えて睡眠の質を向上させて痩せ体質をつくるにはピラティスもおすすめです。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。

充分な睡眠時間を確保する

ダイエットのためには、7~8時間の睡眠をとることが望ましいでしょう。
睡眠時間が7時間より短い人は、それだけ肥満リスクが増加するからです。

ただし、適切な睡眠時間には個人差があり、年齢や季節の影響(夏は睡眠時間が短くなりやすい)も考慮する必要があります。

良い睡眠の概要(案)|厚生労働省

極端な食事制限をしないこと

糖質制限し過ぎたり、夕ごはんを抜いたりするなどの極端な食事制限は、血糖値の急上昇・急下降の原因となり、夜間低血糖を引き起こして不眠や睡眠の質の低下を招きます。

また、朝食の欠食も体内時計を乱す要因の1つです。ダイエット中こそ栄養バランスを考慮し、規則正しく食べることを意識しましょう。

空腹感が気になる方には食事を1日に5回、少量に分けて摂る方法もおすすめです。

日中の活動を増やす

朝起きたら日光を浴びて体内時計をリセットすることは、睡眠リズムを整える上で非常に重要。また、日中に運動を行い、適度な疲労を感じることは睡眠の質を高めます。

睡眠の質改善に効果的な運動の時間帯は、夕方から就寝の3時間前までと言われています。

そこでおすすめなのがウォーキング。
日常生活に取り入れやすいため、退勤や買い物の際に、いつもより歩く量を増やすと効果的でしょう。

就寝前のリラックス効果を高める

スムーズな入眠のためには、就寝前にリラックスすることが大切です。
就寝前はできるだけ以下の行動を意識しましょう。

  • 就寝2時間前から部屋の照明の照度を落とす
  • 就寝の2時間前までには夕食・入浴を済ませる
  • カフェインの摂取は15時までに済ませる
  • 寝酒は控える
  • 就寝1時間前からスマホやテレビの使用を控える

また、リラックスを促すために、アロマや軽いストレッチを行うことも効果的です。就寝前に刺激となるような行動は控えましょう。

寝室の環境を整える

寝室は、暗く静かで快適な温度の環境に整えましょう。また、ベッドは寝返りが打ちやすく、通気性に優れたものを使うことが重要です。

体に合わない寝具を使っていると、睡眠の質が下がってしまいます。
朝起きたときに体の痛みやコリを感じる方は、寝具を見直してみましょう。

まとめ

睡眠ダイエットとは、寝るだけで痩せるという意味ではありません。
ホルモンバランスを整えて痩せやすいカラダづくりをし、ダイエット効果を高めることを目的としています。

良質な睡眠をとることで、

  • 食べ過ぎを防ぐ
  • 脂肪の分解と筋肉の発達を促進
  • 代謝の向上

につながります。

しっかり眠るためには、規則正しい生活リズムをつくり、朝晩の活動にメリハリをつけて過ごすことが大切です。

睡眠不足はダイエットの大敵。
良質な睡眠をとることを意識して、健康的なカラダづくりをしていきましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました