「ダイエットに良いプロテインはソイ・ホエイ・カゼインのどれ?」
「ソイプロテインとホエイプロテインならどっちが痩せる?」
「置き換えダイエットにはどれがおすすめ?」
「筋肉づくりにはどれが効果的なの?」
こんなお悩みはありませんか?
どのプロテインがダイエットに良いかは、あなたがどのような目的で利用したいかで異なります。たとえば、
- トレーニング直後はホエイプロテイン
- 置き換えダイエットに利用するならソイプロテインやカゼインプロテイン
というように、プロテインの特徴に合った飲み分け方をするのが効果的です。
そこで、プロテインごとの特徴やプロテインダイエットの注意点について、一緒に確認していきましょう。
この記事は、ダイエットに効果的なプロテインの飲み方について、【医療提携】整体&パーソナルジムのASFiT(アスフィット)がご紹介します。
プロテインをダイエットに活かしたい方はぜひ参考にしてください!
ダイエットにはどのプロテインがおすすめなの?
プロテインは種類ごとに吸収速度が異なるため、トレーニングを行うかどうかでおすすめのプロテインは異なります。
- トレーニングで筋肉づくりをしたい方はホエイプロテインがおすすめ
- 食事や間食の置き換えダイエットに利用したい方はソイプロテイン&カゼインプロテインがおすすめ
- 美容も意識したい方はソイプロテインがおすすめ
以上を踏まえ、3種類のプロテインそれぞれの特徴を詳しく解説していきましょう。
ホエイプロテインはトレーニングしている人の強い味方
ホエイプロテインは、牛乳に含まれているたんぱく質のうち『ホエイ』を抽出して作られたプロテインです。
牛乳由来の動物性タンパク質なので体に吸収されやすく、筋肉の修復や成長を促す効果が高く、運動直後の栄養補給に多く飲まれています。
また、体に必要なアミノ酸『BCAA』がバランス良く含まれているため、トレーニング後の疲労回復も助けます。
トレーニングを行い、筋肉量を増やして太りにくいカラダづくりをしたい方におすすめです。
ソイプロテインは女性のダイエットにおすすめ
ソイプロテインは大豆から作られた植物性タンパク質でできています。
牛乳アレルギーがある方や、乳糖不耐症の方でも摂取できますよ。
ホエイプロテインに比べてゆっくりと吸収されるため、腹持ちが良く、間食や食事量を抑えたい方におすすめです。女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンを含むため、美容効果も期待できるでしょう。
ソイプロテインは女性のダイエットサポートにおすすめですが、過剰摂取はホルモンバランスを崩す可能性があります。
イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限値70~75mgを超えないように調節しましょう。(この上限値は男性も同様です)。
出典:大豆イソフラボンの安全な摂取目安量の設定の検証|厚生労働省Web
カゼインプロテインは持続的な栄養補給が可能
カゼインプロテインも牛乳を原料とするプロテインですが、牛乳に含まれるたんぱく質のうち『カゼイン』を抽出して作られたものです。
ホエイプロテインと比べて吸収が遅いため、ソイプロテインのように満腹感が長く続き、食欲コントロールに役立ちます。
また、長時間にわたって体内でアミノ酸を供給すると言われており、長時間にわたって筋肉に栄養を与えてくれます。
寝る前や休息日の栄養補給として、活用できる場面は多いでしょう。
【目的別】プロテインの特徴おさらい
では、ここでプロテインの特徴を目的別にまとめましょう。
- 筋肉をつけたい人
ホエイプロテインがおすすめです。運動直後に摂取することで、筋肉の合成を促進し、効率的に体を引き締められます。 - 減量したい人
ソイプロテインもしくはカゼインプロテインがおすすめです。腹持ちの良さを食欲コントロールに活かすことで、摂取カロリーを減らせます。 - 美容にも気をつけたい人
ソイプロテインがおすすめです。イソフラボンが女性ホルモンと似た働きをするため、ホルモンバランスを整え、美容効果も期待できます。
どれか1つを選んでもいいですが、目的に応じて組み合わせて利用するのもおすすめですよ。
置き換えダイエットに利用する場合の注意点
プロテインへの置き換えダイエットは、やめるとリバウンドしやすい点に注意が必要です。また、ダイエット中は栄養バランスが崩れると代謝が落ち、かえって痩せにくくなってしまいます。
プロテインへの置き換えは1日1食にとどめ、1日にトータルで必要なカロリーや栄養バランスを考えて、食事全体を調整することを意識しましょう。
また、リバウンドしないカラダづくりのためにも、プロテインを飲み始めたついでに軽い運動から始めてみることをおすすめします。
運動をすることで健康意識が高まり、食事内容を改善する方は非常に多いです。
プロテインを起点に、ダイエットの好循環を生み出してみてはいかがでしょう?
1日の摂取量が目標量を超えないように調節しよう
プロテインの飲み過ぎはNGです。
たんぱく質の過剰摂取は肝臓や腎臓に負担をかけてしまいます。
また、たんぱく質の過剰摂取は脂肪が蓄積する原因ともなります。
過剰摂取を避けるには、1日の目標量を超えないように調節しましょう。
厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020年版」による、1日のたんぱく質の目標量は以下の表のとおりです。
男性 | 女性 | |||||
身体活動レベル | Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ | Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ |
18~29歳 | 75~115 | 86~133 | 99~153 | 57~88 | 65~100 | 75~115 |
30~39歳 | 75~115 | 88~135 | 99~153 | 57~88 | 67~103 | 76~118 |
50~64歳 | 77~110 | 91~130 | 103~148 | 58~83 | 68~98 | 79~113 |
65~74歳 | 77~103 | 90~120 | 103~138 | 58~78 | 69~93 | 79~105 |
75歳以上 | 68~90 | 79~105 | - | 53~70 | 62~83 | - |
なお、プロテインを飲むタイミングは、自分が摂取しやすい時に飲めばOKです。
まとめ
ダイエットにはソイ・ホエイ・カゼインのどのプロテインが一番いいよ!と一概に言い切ることはできません。
どのようなダイエットを行うのか、また、普段の食事との兼ね合いも考えて選ぶのが一番です。
また、どれか1種類のプロテインに絞って考える必要はありません。
目的や必要に応じ、組み合わせて摂取するのもおすすめです。
ただし、プロテインは飲むだけでは痩せません。飲むだけで筋肉がつくわけでもありません。
置き換えダイエットのデメリットや過剰摂取には気を付け、適切な飲み方で理想のカラダづくりをサポートしていきましょう!
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