- 「いつもダイエットが続かない…」
- 「継続すれば痩せるって分かっていても食べてしまう」
- 「どうしたらモチベーションを保てるの?」
こんなお悩みはありませんか?
ダイエットが我慢するものだと思っていると、続けることもモチベーション維持も難しくなります。
ダイエットを続けていくためには、成功体験から学ぶより、続かないダイエット方法や失敗の法則を押さえておくことのほうが大切です。偶然成功することはあっても、失敗に偶然はないからです。
今回は、ダイエット継続のための対策について、【医療提携】整体&パーソナルジム ASFiT(アスフィット)がご紹介します。
ダイエットが続かない方は必見です!
失敗して当たり前?継続できないダイエット方法6選

続けられず、失敗しやすいよくあるダイエット方法を紹介します。
あなたもこんなダイエット方法を行っていたら要注意です。
①○○だけ食べるダイエット
特定の食品だけを食べるダイエット(りんご、バナナ、キャベツなど)は、短期間で体重を落とすために取り組まれがちな方法ですが、落とし穴の多いダイエット方法です。
失敗しやすい理由
- 栄養バランスの偏り
- 筋肉量の減少による基礎代謝低下
- 飽きやすい
- 空腹を感じやすい
- 反動でリバウンドしやすい
- ストレスになる
- 健康に悪影響を及ぼす可能性がある
②1日○○kcal以下ダイエット
1日の摂取カロリーを基礎代謝以下にするような極端なカロリー制限ダイエットです。
カロリーだけにとらわれた間違った知識から行われやすいです。
失敗しやすい理由
- 空腹感に耐えられない
- 栄養不足
- エネルギー不足
- 筋肉量の減少(基礎代謝の低下)
- 反動でリバウンドしやすい
- 健康に悪影響を及ぼす可能性がある
③○○制限ダイエット
糖質制限や脂質制限など、生きていく上で必要な三大栄養素の1つを極端に制限するダイエットは、体調を崩しやすくリバウンドしやすい方法です。
寿命が縮むとも言われています。
失敗しやすい理由
- 継続的な制限が難しい
- 空腹感に耐えられない
- ストレスが溜まる
- リバウンドしやすい
- 体質に合わないと痩せないこともある
- 健康に悪影響を及ぼす可能性がある
④運動だけダイエット
食事を見直さないで運動だけで痩せようとするダイエット方法です。
運動だけで消費できるカロリーは意外と少なく、食事を意識しないと摂取カロリーが簡単に消費カロリーを上回ってしまいます。
失敗しやすい理由
- 結果が出づらくモチベーションが維持しづらい
- 運動により食欲が増す
- 食事管理を疎かにしがち
- 効果を感じられるまでに長い時間がかかる
- 運動が疲労やストレスになって続かない
⑤置き換えダイエット
食事の一部を特定の食品やドリンクに置き換えるダイエット方法です
こちらも長期的な継続は難しく、食生活を戻すとリバウンドしやすいデメリットがあります。
失敗しやすい理由
- リバウンドしやすい
- 食費がかさむ(置き換えダイエット食品は高価な傾向にある)
- 飽きやすい
- 空腹を感じやすい
- 栄養バランスが偏りやすい(ビタミン・ミネラル・食物繊維が不足しがち)
⑥海外で話題の〇〇ダイエット
海外のセレブが行ったなどして話題に上るようなダイエットです。エビデンスが不十分なものには注意が必要です。
情報が誇張されていたり、特定の個人や団体の利益のために作られたりしている可能性もあるため、耳障りの良い情報に振り回されないことが重要です。
失敗しやすい理由
- 情報が錯綜している
- 日本人には合わない場合がある
- リバウンドしやすい
- 海外製サプリメントによる健康被害が多い
- 健康リスクがあるケースも多い
続かないダイエットの5つの法則

前述したようなダイエット方法を試したことがある方もいるかもしれませんね。
ダイエットが続かない人たちには、共通する5つの法則を見出せます。
①過度な食事制限
制限すればするほど成果が出るという考えは失敗のもとです。
食事の量を極端に制限する、食べたいものを我慢するという行為には、大きな精神的ストレスが伴います。
ストレスが限界を越えると、反動で暴飲暴食につながることがよくあります。また、過度な食事制限で飢餓状態に陥ったと脳が認識すると、ホメオスタシスがエネルギー消費を抑え、脂肪を蓄えようとします。
これは停滞期の原因の1つとしても知られていますが、食べないことでかえって痩せにくくなってしまうのです。
食事制限が成功したとしても、食生活を戻せばリバウンドしやすく、筋肉も減ってしまうので長期的に見て良いことがありません。脂肪燃焼にも栄養が必要であることを心に留めておく必要があります。
②短期視点
「2週間で8kg減!」のように、 短期間で結果を求めすぎると継続は不可能です。
仮にあなたの体が太っているとしましょう。その体は、2週間で仕上がったのでしょうか?違いますよね?長い期間の積み重ねの結果です。
痩せる時だけストンと上手くいくわけはありません。
人の身体の細胞は約3ヶ月で入れ替わると言われ、半年前に食べたもので今の体がつくられているとも言われています。
ダイエットは長期戦であり、体の変化には時間がかかること、焦りは禁物であることを肝に命じておくことが肝心です。
③我慢・根性論
ダイエットは我慢と根性さえあれば上手くいくと思っていると続きません。
ストイックすぎるルールはストレスの元凶。反動で暴飲暴食につながるケースも多いです。
つらいだけのダイエットが続かないのは、つらいだけの仕事や人間関係が続かないのと同じように当然であり、我慢や根性が足りないせいではありません。
④情報に振り回される
今は情報過多の時代です。
- 「〇〇ダイエットが良い?」
- 「いや、△△式だ!」
- 「こっちの方法のほうが簡単そう」
こんな風に情報に振り回されていると、自分に合った方法をいつまでも見つけられません。
ネットの情報は、あなたの生活やデータまで考慮したものではないからです。
ましてや、今やSNSはマーケティングの戦場。関心を集めることだけを目的とした質の悪い情報も増えています。
その情報は本当にあなたのためになる情報なのか一呼吸置いてよく考え、根拠やデメリットを調べてみることが大切です。
⑤自己理解の不足
「なんとなく痩せたいからネットに載っている良さそうな方法を試す」
これではノープランも同然です。
ダイエットは、一時的な食事制限や運動だけで成功するものではありません。
現在の食生活や生活習慣を見直し、根本的に改善することが重要なのです。
そのことを理解せず、元の生活に戻れば体型が戻ってしまうのは自然の流れです。
自己理解が不足していると、自分の悪い習慣に気づきにくく、なかなか改善ができません。自分に合ったダイエット方法を選ぶことも難しくなります。
ダイエットは自己理解を深めるチャンスとして、目標や現状、自分の性格を分析していくことが大切です。
ダイエット継続のための5つのマインドセット改革

ダイエットを継続するためには、先入観から抜け出すことが大切です。5つの心構えについて解説していきましょう。
引き算から足し算思考へ
ダイエットは引き算ではなく、足し算思考で捉えましょう。
減らすものを考えるのではなく、必要なものを考えるのです。
引き算思考だとつらいダイエットになりがちです。節約においても、何を買わないかではなく、買う必要があるものを決めたほうが上手くいくという考え方がありますね。
この考え方のメリットは、「我慢」を軸としないことです。
- 1日にどの程度のカロリーや栄養バランス、水分が必要なのか?
- 好きなものを食べる機会がどの程度あればストレスが軽くなるのか?
- どの程度の運動をすれば十分なのか?
こんな風に、ダイエットに必要なものを洗い出すには知識も必須。
基礎代謝や栄養、運動のことについて調べながら知識を身につけるチャンスでもあります。
長期視点を持つ
まずは「1年後、2年後にどうなっていたいか」という長期的な目標を設定しましょう。そして、目標を細かく分け、小さなゴールを設定します。
例えば、1年後に8kg痩せていたいのだとしたら、単純計算で1ヶ月ごとに0.8kg減らせばいいわけです。
さらに細かく分ければ、1週間で0.2kg減っていればOKということです。
これならできそうな気がしませんか?
人間は大きな変化が苦手ですが、目標を段階的に分けることで達成のハードルが下がります。
計算通りに上手くいかない時期もあると思いますが、ダイエットは長期間の総合的な取り組みです。全体の期間を通して捉えることが大切です。
情報リテラシーを高める
ダイエット情報に振り回されないためには、情報リテラシーを高めましょう。
- 情報源の信頼性を確認する
- 情報の正確性について自分でも検索して調べる
- インターネットの情報にはさまざまな思惑があることを理解する
良いと思った情報に対するデメリットや反論について調べるのもおすすめです。
情報の発信者がどんなに好きなインフルエンサーや芸能人であっても、鵜吞みにしないことが重要ですよ。
頼れるものには頼る
栄養管理やダイエットアプリなどの便利なツールや、家族・友人・専門家の協力を得るなど、頼れるものには頼りましょう。
アプリでダイエット仲間のコミュニティに参加し、進み具合を報告し合うのもおすすめです。
1人の力や知識だけでは維持しづらいモチベーションも保ちやすくなります。
成果を体重だけで考えない
ダイエットの成果は体重だけで考えないことが肝心です。
ひと口に体重と言っても、筋肉量や体脂肪量、水分量などのさまざまな要素で構成されています。
筋肉量が増えて体脂肪量が減った場合でも、体重が変わらないことがありますが、ダイエットにおいては大きな前進。
体重の一時的な増減に一喜一憂するのではなく、その内訳や見た目・体調の変化にも目を向けましょう。
自分の体形の変化を写真で残したり、ウエストやヒップサイズなどを計測して記録しておくことも効果的です。健康診断の結果で良い変化を実感する方もいます。
ダイエットの成果は、あらゆる視点から総合的に判断しましょう。
まとめ

ダイエットを続けるためには、失敗の法則から抜け出すことが大切です。
- 過度な食事制限
- 短期視点
- 我慢・根性論
- 情報に振り回される
- 自己理解の不足
そして、ダイエットに対する先入観から抜け出すために、マインドセットを変えましょう。
- 何を減らすかではなく何が必要かで考える
- 長期視点を持ち、目標を細かく分けて徐々に達成していく
- 情報に振り回されないために自ら調べて検討する
- アプリや周囲の人の力を借り、ダイエットを続けるモチベーションを保つ
- 成果は体重だけでなく、体組成・見た目・体調などのあらゆる視点から総合的に判断する
つらいダイエットから卒業できれば、続けやすくなります。
自分にとって何が必要かが分かれば、上手くいかない時に乗り越えることもできるでしょう。
ダイエットは継続することが何より大切。
続けていくための工夫を欠かさないようにしていきましょう!
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