「つらい肩こりや首コリをなんとかしたい!」
「肩甲骨を動かすと何が良くなるの?」
「ピラティスで肩甲骨はがしはできる?」
こんな疑問にお答えします!
つらい肩こりや猫背の原因の1つに、肩甲骨の動きが硬くなっていることが挙げられます。長時間のデスクワークなどで肩まわりを動かす機会がないと、どんどん筋肉が硬くなります。
ピラティスでは、肩甲骨を動かすエクササイズも行うため、全身はもちろん、肩まわりへの積極的なアプローチも可能!
今回は、ピラティスで肩甲骨を動かすことのメリットと方法について、「整体×パーソナルトレーニング」のASFiT(アスフィット)がご紹介します。
デスクワークで首・肩こりがつらい方、姿勢の悪さが気になる方は必見です!
肩こりに効くピラティスのエクササイズ
肩こりには『肩甲骨はがし』が良いと聞いたことがある方も多いと思いますが、ピラティスも、肩甲骨はがしに効果的な動きが豊富に取り入れられています。
まずは実際に、自宅でできる簡単な動きをやってみましょう。
ダウンドッグ
- 息を吸いながら四つん這いの姿勢になります。(手の幅は肩幅)。
- お尻を高く上げてかかとの方へ引きます。床を底辺として、三角形になる形です。
- 背中を伸ばすことを意識しましょう。
- そのままの姿勢で呼吸を繰り返します。
ダウンドッグは肩を背中に引き寄せるため、肩まわりの筋肉がほぐれます。
全身を鍛え、柔軟性をアップさせるので、血行促進にも効果的です。
キャットポーズ
- 四つん這いの姿勢になります。
- 息を吐きながら背骨を1つずつを丸め、顎を胸に近づけたら、息を吸ってさらに丸くなります。
- 息を吐きながら、体を元の位置に戻します。
- これを10回繰り返します。
背骨・肩甲骨まわりの柔軟性を高め、反り腰の改善効果も期待できます。
背骨が柔らかくなることで姿勢が良くなれば、肩こり解消にもつながりますよ。
スワン
- うつ伏せになり、両手を肩の真下に置いて脇をしめます。
- 脚は股関節幅に開き、つま先を伸ばします。
- 息を吸いながら両手でマットを斜め前に押して、上体を反らします。この時、お腹に力を入れ、腰が反らないよう注意しましょう。
- 息を吐きながら元の位置に戻します。
上体を持ち上げる時に、背骨の1つ1つを意識することがポイントです。
猫背と肩こりの改善に効果的なほか、背中の引き締めにもなりますよ。
ピラティスで肩甲骨を動かすと何が変わる?
ピラティスで肩甲骨を動かすことで、体はどう変化するのでしょうか?
ピラティスによる肩甲骨エクササイズの効果を解説します。
肩甲骨の柔軟性アップで姿勢改善&頭痛の予防
ピラティスでは、肩甲骨を立体的に動かすエクササイズを行うため、肩甲骨の可動域が広がり、柔軟性が向上。
これにより、肩甲骨が正しい位置に戻ることで姿勢が良くなり、筋肉の緊張からくる頭痛の改善にもつながります。
インナーマッスル強化でコリを改善
ピラティスではインナーマッスルが鍛えられます。筋肉を鍛えることで正しい姿勢を維持できるようになり、血行も良くなるので、首・肩こりや腰痛の改善が期待できるでしょう。
肩まわりを動かすことで褐色脂肪細胞が活性化
褐色脂肪細胞は、体内に蓄えられた脂肪を燃焼して熱エネルギーに変える働きがあります。肩まわりを動かして褐色脂肪細胞を刺激することで、代謝アップ&脂肪燃焼を促進できます。
ピラティスでじっくり肩まわりにアプローチすることで、ダイエット効果が期待できますよ。
呼吸が深くなって自律神経が整う
肩甲骨周りの筋肉が硬くなると、横隔膜や胸郭の働きも鈍って呼吸が浅くなります。肩甲骨まわりがほぐれることで胸郭が広がり、呼吸がしやすくなれば乱れがちだった自律神経も整いますよ。
リフレッシュ効果がある
ピラティスは交感神経に働きかけるため、心身が活動的になります。そのため、朝に行うのが効果的。
仕事前に肩甲骨はもちろん、全身を程よく動かすことで疲労物質も流れ、心も体もリフレッシュすることで、気持ちの良い1日を過ごせるでしょう。
ピラティスは正しいフォームで行うことが大事
ピラティスは正しいフォームで行わないと、思ったような効果が得られません。しかし、自重を支える筋力がないと、フォームが乱れてしまうことも。
そこで、運動に慣れていない方は、マシンピラティスから始めるのがおすすめです。
マシンピラティスでは、リフォーマーというマシンが体の動きを補助してくれるため、正しいフォームでエクササイズできます。
「自力でチャレンジしてみたものの難しい!」
という方は、マシンピラティスを体験してみてはいかがでしょう?
まとめ
ピラティスで肩甲骨を動かすメリットをまとめましょう。
- 首・肩こり・頭痛・腰痛が改善する
- 姿勢が良くなる
- 良い姿勢を維持する筋肉がつく
- 褐色脂肪細胞が活性化してダイエット効果が期待できる
- 呼吸が深くなって自律神経が整う
- リフレッシュ効果で活動的な1日が過ごせる
ピラティス初心者の方には、正しいフォームを維持しやすいマシンピラティスがおすすめです。
興味のある方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
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