ダイエット中は何リットルの水を飲むべき?

ブログ

 普段から水を飲むことはいいとされていますが、なかでもダイエット中の水分摂取は非常に大切です。

日々トレーニングや食事制限に励んでいても、水を飲んでいなければまったく意味がありません。
水分摂取はダイエットにおいて一番優先すべきことです。

この記事では、ダイエット中に飲むべき水の量や飲むべき飲み物の種類、さらに水分不足や水分を摂取しすぎたときの身体への影響について解説します。

ダイエット中に摂りたい水分は一日2リットル!

人間の身体は1日に約2リットル〜2.5リットルの水分を消費します。
身体は60%が水分でできており、水分が不足すると身体がちゃんと機能しなくなってしまいます。

したがって、ダイエット中は目安として1日に2リットル程度の水分摂取を心掛けましょう。

なお、水分は食事からも約1リットルの水分を摂取できるとされているため、飲み水として2リットル分を摂取する必要はありません。
ただし、ダイエット中は食事量を制限することがあるため、食事からの水分摂取量も減少することに留意しましょう。

野菜やお味噌汁など、水分量の多い食事を摂取している場合は、飲み水を少し控えめにしても構いません。

水を飲むタイミングは?

水は、朝・昼・夜まんべんなく飲みましょう。
とくに、朝起きたときにコップ一杯分の白湯を飲むのがおすすめです。

人間は寝てる間にたくさんの汗をかくので、そのぶんの水分を朝のうちに補給しましょう。
朝しっかり水分が摂れていると、お通じも来やすくなるので便秘改善にもつながります。

また、水を飲むときは一度に大量の水をガブ飲みするのではなく、一口・二口をこまめに飲むことをおすすめします。
水をいっきに飲むと身体が処理しきれず、内臓に余計な負担をかけてしまうからです。

水以外に飲んでいいもの・悪いものは?

水分摂取を意識するときは、身体に悪影響のないものを選ぶことが大切です。
ここからは飲んでいいものと飲まないほうがいいものをチェックしましょう。

①飲まないほうがいいもの

お酒

お酒を飲むと体内でアルコールを分解するので、大量の水分が排泄されます。

お酒を飲むとトイレが近くなりますよね。
この現象は、体内で分解されたアルコールを排出する身体の働きによるものです。

そのため、お酒を飲めば飲むほど身体から水分がなくなっていくので、より多くの水分が必要になります。
ダイエット中はお酒を控えましょう。

カフェインを含むもの

コーヒーや紅茶、緑茶などカフェインを含む飲み物もNGです。
なぜなら、お酒と同じくカフェインを体内で処理したものが尿として排泄されるので、水分を失いやすくなります。

もちろんコーヒーやお茶にはカフェインを除けば、身体にいい作用をもたらす成分も含まれていますが、ダイエット中で水分をしっかりと摂取したいのであれば、なるべく避けるようにしましょう。

ジュースなどの清涼飲料水

ダイエット中はもちろん、普段の生活においても、清涼飲料水やジュースなどの摂取は避けることをおすすめします。

これらの飲み物には大量の砂糖が含まれており、太りやすくなるばかりでなく、人工甘味料やその他の添加物によって喉が渇きやすくなったり、高カロリーな物が食べたくなったりします。

砂糖やシロップが入ったカフェラテやお茶なども含め、摂取を控えるようにしましょう。
代わりに、水やハーブティーなどの飲み物を選ぶといいですよ。

塩素を含む水道水

水道水は場所によって塩素が強いので気をつけましょう。
塩素の強い水道水を毎日大量に摂取すると、身体に悪影響を及ぼす可能性があります。

浄水器を取り付けたり、お湯で沸かして白湯として飲んだり、なるべく塩素を除去するようにしてください。

②飲んでもOKなもの

カフェインレスのハーブティー

お茶を飲みたいときは、カフェインレスのハーブティーを選びましょう。
カフェインレスのハーブティーであれば身体に悪影響もなく、逆に身体にうれしい栄養素を摂取できます。

おもなカフェインレスのハーブティーは、ルイボスティーや黒豆茶、たんぽぽ茶などがあげられます。
特にルイボスティーは浮腫みの改善にも効果的なので、積極的に飲んでみてください。

白湯

水を意識してたくさん飲むときは常温の水でもいいですが、体温よりも冷たい水は基本的に身体に負担をかけてしまうので、白湯のほうがおすすめです。

白湯は内臓をあたためてくれるので、身体全体の代謝もあがりやすくなり、ダイエット効果も高くなります。

フルーツやミントの入った水

柑橘系のフルーツやミントが入った水も飲んで大丈夫です。
特に、水をたくさん飲むのが辛ければ、最初は果物などで味付けをした水を飲むといいでしょう。

ただし、このような水は冷やして飲む場合がほとんどなので、身体を冷やしてしまう可能性があります。
飲みすぎないように気を付けてください。

水を摂りすぎた場合・不足した場合はどうなる?

ここからは、水を摂りすぎた場合と水分不足になった場合に、身体にどのような影響があるのかを見ていきましょう。

水の過剰摂取による影響

水を飲みすぎると、まず身体が冷えます。
ダイエット中の体温は最低でも36.5度あるのが望ましい状態です。
なぜなら、体温が36.5度以上なければ脂肪が分解・燃焼されにくくなるからです。

代謝をあげるためにも、毎回あたたかいハーブティーや白湯を飲むようにしましょう。

また、身体の水分代謝が悪いと、いくら水を飲んでも身体が浮腫みやすくなります。
水分代謝が悪い=腸内環境が悪くなっている状態です。

そのため、水を飲んでも腸内でうまく吸収されず、細胞にうまく水分が届きません。
結果的に余分な水として浮腫みになってしまいます。

したがって、水太りが気になるときは先に腸内環境を整えましょう。
水分がきちんと吸収される身体になれば、たくさん水を飲んでも浮腫みに繋がることはありません。

また、運動をして筋肉をつけると、身体のなかの水分を動かすための筋力がつくので、体内の水はけもよくなります。

水分不足がもたらす影響

水分不足に陥ると身体の代謝が低下し、浮腫みや体重増加を引き起こします。

水分不足の状態が続くことで脳は危険を感じ、細胞内の水分が出ていかないよう抑制し始めます。
これが浮腫みの原因となります。

さらに、水分不足は血液の循環を悪化させます。
その結果、老廃物が溜まりやすくなり体温も低下。太りやすい状態になります。

こまめに水分を摂取することが、むくみ改善&代謝アップにつながりますよ。

 正しく水分補給をしてダイエットを成功させよう!

毎日、適量の水を飲むことで身体の調子がよくなり、ダイエットもうまくいきやすくなります。

しかし、冷たい水を飲みすぎると身体に負担をかけたり、腸内環境が悪い状態で水を飲むと浮腫みにつながります。

そのため、きちんと腸内環境を整えたうえで、一日に2リットル分の水分を摂取するようにしてみてください。

もちろん人によっては量の調整が必要な場合もあるので、自分の身体と相談しながらこまめに水を飲みましょう。

ダイエットの基本である水分摂取がうまくできるようになれば、そのほかの筋トレや食事やマッサージなどの効果もアップしていきます!

コメント

タイトルとURLをコピーしました